かちかち山

 お爺さんとお婆さんが、一生懸命作った畑の野菜が、毎日誰かに荒らされています。
 犯人は、悪タヌキ。すばしっこくて知恵の回るタヌキは、悪さばかりしてお爺さんたちを困らせているのです。
 ある日、お爺さんは罠を仕掛け、ついにタヌキを捕まえました。
 これで安心して暮らせると、ホッとしたお爺さんでしたが、頭のいいタヌキはお婆さんをうまくだまして、縛られていた縄をほどかせます。
 お婆さんを棒で殴り、逃げ出したタヌキは、前にも増して悪いことをするようになりました。
 いよいよ困り果てたお爺さん。
 そんな状況を見るに見かねて、悪タヌキをこらしめるため、ウサギが立ち上がったのでした。


 「かちかち山」テーマは“知恵”です。
 タヌキの知恵は、みんなを困らせる悪い知恵。
 ウサギの知恵は、困ったときに役に立つよい知恵。
 同じ知恵でも使い方によって、全然違った方向性を持ってしまいます。
 そんなテーマを、特に教訓として強く訴えるのではなく、昔話のほんわかしたムードの中にそれとなく混ぜ込んでみました。


 上演時間 30分

 出演キャラクター    1.おじいさん
             2.おばあさん
             3.タヌキ
             4.ウサギ