いなばの
              白ウサギ

 おきの島で暮らしている、ウサギのシンミとコッパリは、毎日退屈で仕方がありません。
 そして、海の向こうに見えるいなばの国は、退屈しないすばらしい国だと思っていました。
 ある時、シンミとコッパリは、海を渡っていなばの国へ行こうと決心します。
 だけどいったいどうやって、海を渡っていけばいいのか……。
 悩みに悩んで思いついたのが、海に無数にいるサメのこと。
 サメを並ばせ“サメの橋”を作り、その上を歩いて渡ろうというのです。
 だけどどう猛なサメたちが、いうこときいてはくれないでしょう。
 そこでシンミが思いついた“いい考え”とは?
 果たしてふたりは、いなばの国に行けるでしょうか?


 ウサギがサメをだまして、いなばの国に渡り、こらしめを受けるというこのお話は、知っている方も多いと思います。
 今回、そのお話の通り、だますことはいけないことだということを、物語の主旨として製作いたしました。
 ウサギを2匹登場させ、友情というテーマも加味しています。
 また、サメに傷つけられた時、最初に出会った神様は、なぜ、傷によくない塩水を、つければ治るといったのか?
 その疑問の答えも出してみました。
 ほのぼのとした、心あたたまるステージを、どうぞお楽しみください。


 上演時間  30分

 出演キャラクター

   ・シンミ
   ・コッパリ
   ・オオクニヌシノミコト
   ・神様A
   ・神様B
   ・神様C
   ・サメ